「大学生になってバイトを始めたいんだけど、おすすめのバイトとかないの?」なんて人も多いですよね。せっかくバイトをするなら、時給が高いもの、楽しいもの、将来の役に立つものを選びたいはず。
アルバイトは最近は大学であっせんしているものや、バイト情報誌だけでなく、バイト紹介サイトなどもたくさんあって、いろいろなバイト情報であふれかえっています。しかしそれだけに、いろいろなものがありすぎて、どのバイトがいいのかわからない、なんてこともあるかもしれません。
僕も居酒屋でアルバイトしたことしかないのですが、世の中にはこんなにいろんなアルバイトがあるんだ!って驚きました。
これからお伝えするアルバイトは、どれも時給が高めのものだけでなく、自分の能力を鍛えることもでき、自分の成長につながっていることもあります!このアルバイトでの経験は、きっと就活や今後の社会人生活の中でも大きな武器になっていくに違いありません。
そこで今回は、大学生のバイトとしておすすめできるものについて、お伝えしていきます。さまざまな視点から紹介していますので、やりたいバイトを絞り込む参考にしましょう。
教える生徒と一緒に成長できる「塾講師・家庭教師」
大学生のバイトとしておすすめなものの1つめは、塾講師や家庭教師です。時給が高いバイトとして、昔から定番のバイト。高校卒業までに勉強した知識を活かせるという意味でも、手を出しやすいバイトですよね。ちなみに、一口に塾や家庭教師には、だいたいこのような種類があります。
- 塾で数十人に対して授業をする塾講師
- 塾で数人、あるいは1人に対して指導をする個別指導スタッフ
- 子どもの家でマンツーマンで指導をする家庭教師
もっとも難易度が高いのは、やはり集団を対象に授業をする塾講師です。子どもたちはそれぞれ理解度が異なりますから、全員が納得できるような授業を作りあげるのはたいへんなこと。もちろん、全員の成績アップに責任を持たなければなりません。
個別指導塾ではマンツーマンというところが多いですが、小さな塾などでは数人の子どもを相手に行う場合も。
僕の友人は、個別指導塾のほうが授業と違ってある程度自由な指導ができますし、全体授業をするほど緊張もしない、と話していました。
同じようにマンツーマンで指導をするのが家庭教師です。家庭教師派遣業に登録してあっせんしてもらうか、あるいは大学が近所の家庭教師を希望する家庭を紹介してくれたりすることも。けっこう手軽に始められるバイトですよね。
シフトの自由が効く「イベントスタッフ」
大学生のバイトとしておすすめなものの2つめは、イベント関連の仕事です。イベント関連の仕事というと、炎天下にマスコットキャラの着ぐるみを来て、大量の汗をかきながらチラシや風船を配ったりなんてイメージかもしれませんが、もちろんそれだけがイベントの仕事ではありません。
ひとくちにイベントといっても、コンサートやライブといったものもあれば、観光地やテーマパークで行なわれるヒーローショーをはじめとした催し物、スポーツなどの大会なんてこともあります。仕事の内容もチラシなど販促物の配布だけでなく、お客さんの誘導やチケットのチェック(モギリ)、イベント会場での商品の販売や、会場の設営や片づけといったものまでさまざま。
薬を飲むだけで簡単な「治験」
大学生のバイトとしておすすめなものの3つめは、治験の仕事です。なんとなく怖いというイメージを持っている人も多いかもしれません。得体の知れない薬を飲まされて、病室に監禁されたあげく、モニターの裏で狂ったドクターが「イヒヒヒ……」と笑いながら様子を見ている、なんて映画もありましたし。
もちろん、実際の治験はそんなアブないものではありません。始める前には副作用のことも含めてきちんと説明がされ、事前にキャンセルすることもできます。薬そのものにしても、さまざまな研究や実験が行われたうえで治験がされますし、これまで試したことがないような未知の薬の治験なんて、まずありません。
仕事内容は、薬を飲んで病院に定期的に通院し、経過観察を受けたり各種検査を受けるだけというかんたんなもの。知識も体力もいらず手軽にできるうえ、時給もそこそこという、大学生のバイトしておすすめな、なんともおいしい仕事ですよね。
就活に通用するスキルが身につく「営業バイト」
大学生のバイトとしておすすめなものの4つめは、営業のバイトです。営業の仕事をするバイトなんて、ちょっとハードルが高いっていう人もいるのではないでしょうか。もしかしたら、そんなバイトがあることも知らなかったという人もいるかもしれません。
営業バイトの仕事内容は、一般的なセールスマンと同様、商品やサービスの購入をお客さんに勧めるというもの。時給が比較的高いうえ、営業成績によっては特別報酬が出ることも多いです。会社によっては完全出来高制で、営業成績しだいでは社会人に匹敵するほどのお金を稼げることもあります。
そして何よりもおすすめなのは、営業という仕事の業務内容だけでなく、一般常識やビジネスマナー、さまざまな会社についての知識など、大学を卒業してから研修で学ぶような内容のことを、大学在学中から学ぶことができることです。就活に有利になるばかりでなく、就職後もほかの人の一歩先を進むことができますよ。
さて、大学生のバイトとしておすすめできるものについて、時給が高いというだけでなく、お手軽にできるもの、スケジュールに縛られないもの、将来に役立つものといった視点でお伝えしてきました。
時給の高いバイトとして定番なのが、塾講師や家庭教師。これまでに勉強してきたことを役立てられるうえ、子どもの成績、つまり自分の仕事に責任を持つことを経験できる点で、大学生のバイトとしておすすめです。
スケジュールに縛られたくないという人には、イベントスタッフをおすすめします。基本的に1日ないし2日の仕事なので、バイト以外にもやりたいことがあって忙しい、すぐにお金がほしいという人にもってこいですよね。
手軽でラクなバイトがいいという人には、治験の仕事というのもあります。薬を飲んで、病院で経過観察や検査を受けるだけというかんたんな仕事ですが、人気があって募集自体も多くないので、安定して稼ぐには向いていないかもしれません。
お金を稼ぎたい人、将来のために役立てたいという人にイチオシなのが、営業のバイトです。成果によって報酬が上乗せされるところが多く、うまくすれば社会人並に稼げることも。そして何より、就職してから学ぶようなことを大学生のうちに身につけることができるのが最大の魅力です。
大学生のうちは時間がたくさんあるので、ぜひいろんなバイトを経験するもよし、おすすめされたバイトをずっとやり続けるのも、どちらもできますよね!