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職場やチームで団結力を高めるために、まずやるべき4つのこと

職場やチームで団結力を高めるために、まずやるべき4つのこと

例えば会社や学生団体などで職場などでチームを組んだ当初は、誰しもが団結力をもってチームで結果を出そう!とやる気に満ち溢れていますよね。

しかし、最初はやる気があっても、少しずつだらけた気持ちが出てきて、最終的にルーチンワークを続けるだけのチームも多いはずです。中には、最初にうまく団結できず形だけとなったチームもあるかもしれません。

逆にいつも結果を出すチームは、やる気に満ち溢れていて活気がありますよね。実は両者のチームの差はメンバーではなく、チーム内の取り組みにあると言っても過言ではないのです。

そこで今回は、チームの団結力を高めるために、最初に取り組むべき事柄について解説します。今現在のチームを立て直す際にも有効なので、団結力に悩んでいる人はぜひ目を通してみてください。また優先順序の高い順に紹介していくので、どれから手をつけていいか分からない人は、これから紹介するものを順番に手掛けてみましょう。

団結力を高める方法①役割分担を明確にする

役割のイメージ
チームを作って最初に行う事は、ズバリ「チームメンバーの役割分担」。これを決めなければ、団結力をもって複数の人員をチームとして機能させることは困難です。わかりやすい例としては「野球」で、ピッチャー、キャッチャーを始めとしてさまざまな役割があり、それを個人で分担していますよね!

一見結果の出ているチームは、全員が自発的に行動してお互いの行動をフォローしているように見えるかもしれませんが、その行動は自分の役割が決まっているからこそ可能なのです。

例えば、会議の資料作成の仕事があったとします。よく、「手が空いた人は資料作っといて」と指示するリーダーがいますが、誰も手すきにならなかった場合自分は忙しいからと誰もその作業には着手しませんよね。それに対して、役割が決まっていれば任された人は自分の仕事だと思って遂行するでしょう。たとえ自分の仕事が忙しく着手する暇がない場合でも、他の人にお願いするなどして資料作成自体は必ず遂行されるはずです。

また、自分の役割が決まっていれば、今自分のすることがなければ他の人を手伝おうという考えが出てきます。メンバー全員がそれを自然と行う事ができれば、結果としてお互いをフォローする団結力をもったチームになるでしょう。

まずはメンバー全員の役割や立場を明確にしましょう。役割を与えてメンバーを自発的に行動させることが、チームの団結力を高める第一歩となります。

団結力を高める方法②仕事のあらゆる点を共有する

仕事のイメージ
メンバーに役割を割り振ったら、次に行うべきことは「仕事内容の共有化」です。この共有化はチーム全体の進むべき方向を決める大事な事であり、団結力を高めるためにも不可欠です。

この仕事内容というのは今年の目標や現在の進捗の他、優先順位やアプローチの方法などで普段は見えにくいものをメンバーで共有化し、方向性を合わせていく必要があります。

もしかして目標なんて、メンバーなら知っておいて当然のものと思うかもしれませんが、改めて全員で確認する場を設けることをください。そうすることで再度全体の気持ちが同じ方向を向き、団結力を高めることができます。また、現在の進捗も知っているのと知らないのとでは仕事に掛ける熱量も変わってきますので、足並みを合わせるという意味でも情報の共有は大切なのです。

その他にも、例えば営業チームなどでは、個々によって営業スタイルが違い、成果も人それぞれですよね。しかしこれを個人のやり方にまかせっきりにしてしまうと、全員違うやり方になってしまい、目指す先もバラバラになりかねませんので注意が必要です。

このように団結力を高める上では、全員がやり方やスタイルを共有しているほうが良い環境だといえるでしょう。さらに、「いい点は共有して全員が実施し、逆に悪い点は全体に反映する」ことで他の人が同じミスをすることを防ぐことができます。

もちろん、相手がいる仕事の場合は同じやり方でも成果が変わる可能性もあるので、今うまくいっているものを変えてまで統一させる必要はありません。あくまで同じ方向を向いて仕事をするための「共有化」だという事を頭に入れて実践しましょう!

団結力を高める方法③お互いを信頼する

お互いに補うイメージ
次に団結力を高めるために必要なのは、「メンバーを信頼する」ことです。ここでの信頼とは信じてまかせっきりにする事ではなく、お互いのためを思って意見交換をすると言う意味での「信頼」です!

逆に「あいつなら放っておいても大丈夫」と何も言わないのでは、チームとして行動している意味がありません。相手に意見をしたとき、「これは自分のために言ってくれた」と思ってもらえる関係性を築いていくことが「信頼」だといえますよね。例えば話し合いの際にも、団結力があるチームはメンバーが積極的に発言することが多いはずです。

ただし意見の言い方には注意が必要です。一方的に否定して自分の意見だけを言ってしまっては相手に不快感を与えますし、委縮して次回以降に意見を出さなくなるかもしれません。

例えば意見交換の際には、

わたしは○○だと思います。

なるほど◯◯なんですね、じゃあ僕は××だと思いますがどうですか?

と言ったように相手の意見を一度受け入れた上で、自分の意見を伝え相手の考えを聞きましょう。

それは違う、という否定は議論をストップさせるばかりか、団結力にヒビを入れる危険性すらあります。議論が白熱するあまり強い言葉にならないよう十分気を付けましょう。

そしてそれらに注意したうえで、言うべきことは必ず言うようにするようにすると、意見交換の中でお互いの考えを知り、より一層相手の事を考えた仕事ができるようになりますよ。

何も知らない人同士の間で団結力は生まれません。意見交換を交わすというのは団結力を生み出す第一歩ともいえるのです。意見を交わしながら、しっかり信頼関係を築きあげていきましょう!

団結力を高める方法④全員のモチベーションを保つ

モチベーションのイメージ
そして、もう一つ団結力を高めるために必要なのが「個々のモチベーションを保つ」ことです。これに関しては個々で頑張るというよりもチームリーダーが担う役割になります。

なぜこれが必要かというと、チームで仕事をしているとはいえ、やはり個人のモチベーションを保つことは団結力に大きく影響を与えます。しっかり機能しているチームほど、一人モチベーションが下がっただけで作業効率が大きく下がってしまうからです。そのため、チームリーダーはメンバーのモチベーションの上がり下がりを把握し、適切に調整することが大切になります。

ここで気を付ける点は、個人によってモチベーションを保つ要因が違うという点です。できるだけお金を稼ぎたいという人や時間にシビアな人、外回りが好きな人もいれば事務仕事が向いている人もいるでしょう。

このようにして各メンバーのモチベーションのよりどころを出来る限り把握し、モチベーションが下がらないよう管理するのがリーダーの仕事で、もし可能であれば何を重要視するのか全員に聞いてみるといいです。

その上で可能な範囲で、例えば事務仕事が好きな人に書類作成を任せたり、お金を稼ぎたい人に残業になる業務を任せたり、といった具合に仕事の再分配をしてみましょう。するとチームの団結力が高くなり、不思議とうまく回ることができるようになります!

つまり大事なのは利害関係の一致なのです。これを各メンバーが理解すると、全体では同じ内容の仕事をしていてもモチベーションは上がるはずなので、今までよりも結果が出やすくなります。

まとめ

さて、今回はチームの団結力を高める方法を、重要度の高い順に4つ解説しました。これらは決して特別なことではないので、自分のチームを思い浮かべて当てはめてみることが大切です。もし今現在自分のチームに不足していると感じるものがあるのなら、ぜひそれを明日から取り入れてみましょう。

またチームの団結力は急に変動するものではなく、何か一つのきっかけから徐々に変化していきます。ですから今のチームを立て直すなら、1つずつでもいいので、確実に浸透させる必要があります。

これらのやり方は少し時間がかかるかもしれませんが、全ての施策がチーム全体に行きわたるころには、きっとそのチームは今までとは別物になっていることでしょう。まずは取り組みやすいものからチャレンジして、あなたのチームが「最強の団結力」を手に入れれば怖いものなしになりますよね!

 

この記事をかいた人

ユキト

中学から高校までは野球部で、大学2回生までは居酒屋でアルバイトしていました「ユキト」です。
そろそろ就活が気になり、「自分の武器を身につけたい!」と思っていたところで2回生の夏に株式会社YKT Innovationと出会いました。
YKT Innovationのすごい仲間と励ましあいながら、主に営業スキルや経営のことを学んでいます。
岡田社長のようにしっかりした男になることを目指しつつ、「自分の会社を持って社会を変える!」ことが将来の夢。

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