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営業職を目指す大学生が知っておくべき営業の基本とは!

営業職を目指す大学生が知っておくべき営業の基本とは!

大学生にとって社会人になってからの自分をしっかりと想像して、準備をしておくことはこれからの自分の将来設計においてとても大切ですよね。特に就職活動を控えている大学生にとっては、どんな職種に応募したいのか、どんな働き方を目指すかを考える必要があります。といっても、大学生のうちだと営業の仕事も含めて、なかなか基本的なイメージがわかないこともあります。

社会人になると多くの人が経験するのが営業です。社会人になりたての頃に任されるこの営業の仕事をどれくらいしっかりとこなせるかで、そのあとのキャリア形成にも繋がります。というのも営業で身につけるスキルは、すべての職種に活かすことのできる基本となるからなんです。

ということは、それを大学生のうちに身につけておけば、営業でもそれ以外の職種でも活かすことができますよね。僕も大学生ながら営業をやっていて、基本の考え方は今後いろんな場面で役立つだろうなとうっすら感じています。とはいえ、そんな社会人の基本とは、何があるのか気になる方も多いはず。

そこで今回は、大学生で営業職を目指している人にとってはもちろん、そうでない人も知っておくべき営業の基本に関してお話します!

営業は自社商品をお客さんに提案販売する専門家

研究のイメージ

まず、営業の立ち位置を振り返ってみましょう。会社の営利活動は3つの段階に分かれています。

  1. 商品・サービスを開発
  2. お客さんに商品サービスを販売
  3. お客さんに商品・サービスを納品することでお客さんが抱えていた問題を解決する、もしくはニーズを満たす

この3つの段階のうち営業職が担当するのは②の商品・サービスの販売です。

つまり、会社にとって最も大切な利益を上げる段階を担当するのが営業職で、ここの利益が無ければその他の仕事は成り立ちません。それほど営業というのは大切な役割で、会社にとってここでの利益が命綱になっているのです。

実際に大学生ながら営業をやっている僕も、この基本の姿勢を忘れないようにしています。最も僕らがやっているのは上で言う②だけではあるのですが、多くの会社は①〜③をすべて含んでいることが多いです。僕らが他の会社で働くことになったときは、そこに関して頭に入れておかねばなりません。

そして大学生のうちにこの立ち位置を身につけておくことで、周りの人よりも一段階高い仕事ができるようになります。営業ではお客さんの声を直接聞きつつ、営業で基本として身につけた力で他部署に働きかけを行うことで、売上をあげるだけでなく本当にお客さんに役立つ商品・サービスを提供することができるようになるはずです。

そのため、営業職には大きな責任があり、やりがいのある仕事とされています。

会社の商品と営業マンはセットで見られる

商品のイメージ

お客さんにとって、営業はその会社の「窓口」となります。したがってまた就職していない大学生が知っておくべきこととしては、営業は基本の姿勢が大切になることです。

ここでいう基本の姿勢、というのは例えばビジネスマナーや商品・サービスに対する勉強などのことです。僕も名刺の渡し方、挨拶の仕方、メールの返信など一つ一つを見られているとなると、本当に気をつけなければと感じています。

お客さんが見ているのは、売られる商品がお客さんにとって有益であるか、本当に問題の解決の単に役に立つのかという点だけではなく、営業をしている人が信頼できる人がどうかという点もしっかりと見ています。もちろん、これは大学生が営業をやっているときでも基本的には同じです。

例えば皆さんも何かを購入するときに、商品は気に入ったとしても販売員の対応や接客態度が悪い、購入する側の人のことを真摯に考えていないと分かったら、商品を買うかどうか迷ったり購入をやめたりしたという経験がありますよね。その商品が高額で、自分や自分の会社にとって大切なものであればその影響はさらに大きくなります。

僕らが販売する商品も、金額がとても大きいことが多いので提案したときにお客さんが迷うことがしばしば。でも、僕がお客さんのことをしっかりわかっていますよ、だからこの商品は必要なんですよ、ということを話すことで、お客さんも心を開いて契約してくれました。また、「お客さんのことをしっかりわかっている」と自分からアピールしていくことで「信頼」も得ることができたことが大きいです。

そのため、営業をするときは常に自分も商品と一緒に評価される対象であることを認識したうえで、お客様に対して向き合うというのが基本です。

まとめ

さて、今回は「大学生が知っておくべき営業の基本」についてお伝えしました。

まずは会社内での営業の立ち位置を知っておきましょう。営業は会社に売上を上げるだけでなく、開発などを巻き込んだり、お客さんのニーズを聞いたり一緒に悩みを解決できいるようにします。そうなると、営業という仕事はとても責任がありますよね。

次に、営業はその会社の「顔」となるので基本の姿勢が大事になります。営業が売りたい商品・サービスがお客さんにとって役立つのか、また営業が信頼できる人なのかどうかを見られます。そのためには、「人から信頼される人になる」「お客さんのことをよく知っておく」などが重要となってきます。

大学生から社会人になって仕事をするとき、営業職を目指している人もそうでない人もひとりひとりの行動や成績、相手からの信頼が最も基本で重要部分になってきます。その中でも、営業はそれを肌で体感できるもっとも最前線の仕事なので、この経験をしていると他の業務に取り組んでいても常にお客様のことを考え、自分の行動が会社にとって大きなポイントのひとつであるということを理解しながら働いていけますよね。

こういった責任感をもって、仕事に取り組んだ方がなんとなくとりあえず仕事をするよりもやりがいをもって取り組めるはず。また、大学生のうちからこの営業という社会人としての基本の経験を積んでおくことで、会社に入ってからも就職活動でも即戦力として認識してもらえます!ぜひ、大学生の早い段階から社会を学んで自分の価値を上げていきましょう!

この記事をかいた人

まさよし

高校時代にイベント団体に所属し、いろんなイベントを手がけたり、あれこれ交渉したり、時にはリーダーとして後輩たちを引っ張ったりするマネジメントも行いました。大学2回生の冬にユキトの紹介によって株式会社YKT Innovationに入職して、今は岡田社長を始めとしたリーダー・マネージャーたちを見習いながらがんばっています。モットーは「関わった人を笑顔にする!」で、元気をとりえに未来のリーダーを目指しています。

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