大学生になると、高校生までの生活とは大きく違うことがたくさんありますよね。サークル活動に没頭していたり、お金を稼ぐためにアルバイトを始めたり、一人暮らしを満喫したり、たまに授業をサボって仲間と遊んでいたり・・・なんて人もいるかもしれません。
もちろん大学生活はいつまでも続くものではありませんから、こういった経験も大学生が在学中にやるべきことではあります。大学を卒業して就職するようになったら、大学時代にしていたような自由な生活はできなくなってしまいますからね。
しかし自由に何でもできる大学生活だからこそ、卒業して社会に出てから役に立つことをしたいと考える人も多くいます。大学の講義では教えてくれない勉強や、まとまった時間があるからこそできる貴重な経験もまた、大学生が在学中にやるべきことです。
そこで今回は、早い段階で将来のことを考え、社会に出たときに役立つことをしたいと考えている人のために、大学生が在学中にやるべきこととは何なのか、具体的な例をあげてお伝えしていきましょう。
大学生が在学中にやるべきこと その1:語学学習
大学生が在学中にやるべきことのひとつが、英語などの語学学習です。仕事によっては外国の人を相手にビジネスをする機会もあるかもしれませんし、日本を出てグローバルに活躍したいという人もいますよね。
もちろん、仕事をしながら語学学習をしているという人もいます。しかし、語学学習は勉強しなければならないことがとても多く、また継続的な学習も必要なので、働きながら語学学習をするのはなかなかたいへんです。そのため、大学生は在学中になにかしらの語学を身につけましょう。
また、大学生が在学中にやるべきこととして語学学習をあげたのには、もうひとつ理由があります。それは就職活動をするときの大きな武器になるということです。
もちろん外国語は英語ばかりではありません。中国の経済力が高まっている現在では、中国語ができる人材を求めている会社もありますし、それ以外にもフランス語やドイツ語など、必要とされる言語はたくさんあります。どの言語を学ぶにせよ、まとまった勉強時間を確保できる大学在学中は語学学習の絶好の機会です。外国語を話せると有利な職業につきたいという方は、今のうちに語学学習を始めることをおすすめします!
大学生が在学中にやるべきこと その2:長期間の旅行
大学生が在学中にやるべきことの2つめは、旅行です。旅そのものを楽しむことももちろん大事ですが、やはり旅先でいろいろなものを見たり触れたりすること、旅先でのコミュニケーションなど、旅行でしか経験できないことをしたいですよね。
建造物であれば、それが作られた当時の歴史や文化をかいま見ることができます。なぜこのような建造物を作ったのか、どのようにして作られたのか、なぜ今の時代になっても補修や改築をして残すほどの価値があるのか……興味はつきませんよね。
また旅先での人々との触れあいも、旅の醍醐味のひとつ。その地の文化や人々の価値観を間近で感じることができますし、もしかしたら普通に旅しただけでは味わえない、現地の人しか知らないようなものに出会うことができるかもしれません。
旅行会社が用意しているパック旅行で効率よく見て回るのもいいですが、やはり経験しておきたいのは一人旅です。交通機関や宿の手配、旅行期間にどこを回るのかなど、すべて自分で考えなければなりませんが、これもまた楽しいですよ。なにより自分で計画して、実行に移すという行動は、将来の仕事でも大いに役立ちます。
「旅は人を成長させる」「旅は人生に変化を与えてくれる」といわれることもあるほどです。しかし、社会人になってしまうとなかなか旅行に行く時間がなくなってしまいますから、やはり大学生が在学中にやるべきことですよね。僕はまだ一人旅をしたことがないのですが、営業のインターンシップでお金を貯めたら、海外へ一人旅する予定です!
大学生が在学中にやるべきこと その3:営業インターンシップ
大学生が在学中にやるべきことの3つめは、営業インターンシップです。営業の仕事をしたいという人はもちろんですが、それ以外の職種を志望する人にも営業インターンシップはおすすめです。
なぜ失敗したのか、失敗を繰り返さないためにはどうすればいいのかをきちんと自分で考え、分析して、実際に行動に移して成功へとつなげる……それが仕事に対する責任感であり、ビジネスの世界ではあたりまえのことなのです。
また営業インターンシップでは、アルバイトよりも目的意識の高い人が集まってきます。こういった人たちとともに仕事をすることで、お互いに自分を高めあい、成長することができるはずです。僕も営業の仕事をやるようになってから、起業を目指している仲間などに刺激を受けて「もっと成長しなきゃ!」って日々思うようになりました。でも、営業スキルだけでなく、日々いろんなものを得ながらがんばれるようになっています。
また商品を売るためには、商品そのものについての知識が必要ですし、どのような人たちにニーズがあるのか、その商品の売り込むべきポイントはどこなのかも把握しなければなりません。このように営業はいろいろな職種と、密接に関わっているわけですよね。
たとえばエンジニアやマーケティング、企画、コンサルティングといった職種も、営業と密接に関わっているのです。これらの職種の橋渡しをするという意味では、人事もまた営業と深いつながりがあるといえます。
営業だけでなく、これらの職種を志望するという人にとっても、営業インターンシップは大学生が在学中にやるべきことです。身につけた営業力は、どの職種に進んだとしても、間違いなく大きな力になってくれるはずですよ!
さて、大学生が在学中にやるべきことについて、具体的な例をあげてお伝えしてきました。
まずひとつめが「語学学習」です。外国の人とビジネスをしたり、日本を出て仕事をするという人はもちろんのこと、就職活動においても語学力の高さは大きな武器になります。その会社が力を入れている国の言葉が話せると、有利ですよね。
ふたつめは「旅行」です。ただ楽しむというだけでなく、旅先でさまざまなものに触れることで自分を成長させてくれるのです。また自分で旅の計画をし、自分で宿や交通機関を手配するという行動は、ビジネスに必要な企画力や計画性を養ってくれます。
そして「営業インターンシップ」も、大学生が在学中にやるべきことです。営業という仕事は他の職種とも密接に関わっていますし、また営業力はさまざまな仕事の基本となるものですから、身につけておくと大きな力となるはずです。
大学生の最大の強みは、時間を自由に使えるというところですよね。友だちと遊んだり、アルバイトをしたりというのも貴重な経験ではありますが、将来を見据えて、大学生のうちに社会で役立つ学習や経験をしてみましょう。