営業スキル

営業で緊張してしまいます。。。人前で緊張してしまった時の対処法!

営業で緊張してしまいます。。。人前で緊張してしまった時の対処法!

何をするにもアガってしまう!緊張のせいで思うようにいかなかった!そんな苦い経験を持つ方は多いですよね。「何年営業をやっていても緊張する時はある」という声もあるように、人前に立つような仕事を普段からしている人ですら緊張はつきものです。

しかし中には、一見マイナス要素に思われがちな緊張をうまくコントロールし、逆にプラス要素へとして活用している人もいるようです。多くの人にとって非常に厄介ものである緊張を、ちょっとした意識や工夫だけで味方につけられたらこれほど心強いことはないでしょう。これまでアガってしまうことが原因で失敗を続けてきた人にとっては、人生が変わるほどの大きなインパクトを与えるかもしれません!

そこで今回は、営業などの場面で起こる緊張について、どのように向き合い対応していけば良いのかについてお伝えしていきます。

緊張はもともと人間の能力を高めるため本能である

営業のイメージ

そもそも緊張というのは、実は人間がもともと持っている本能です。まだ人間が狩猟生活を送っていた頃、敵を目の前にした時に緊張することで体内に大量の空気を取り込んで新鮮な酸素を脳に供給し、素早い決断を下すための体の働きでした。

つまり緊張は、集中力を極限まで高めることで普段以上の能力を発揮するための生理現象というわけです。

ところが実際には営業をはじめとした大切な場面で緊張してしまって普段の力すら発揮できなかった、という経験は誰しもありますよね。呼吸は荒く、胸はドキドキ、やがて汗が出始め手足はガクガク。不安に心を支配されて集中力がなくなり、混乱して頭の中は真っ白。なんていう経験がある人は多いことでしょう。

ユキト
ユキト

僕も実際、大事なプレゼン時に緊張しすぎて説明すべきことを忘れてしまった・・・汗。そんな体験は山ほどあります。

もちろん、そのような状態で良い結果は出せません・・!人間は狩猟時代には無意識に緊張をコントロールできていたのに、生活スタイルの変化に伴って緊張をコントロールできなくなったと言われています。

ちょっと困った進化ですが、逆に言えば営業をはじめとしたあらゆる場面で緊張をコントロールしさえすれば、自分の能力を最大限に発揮できるともいえるでしょう!

では次に、営業で緊張してしまう原因について説明していきます!

自分がどんな場面でなぜ緊張するのかを知っておくことが大事

営業などの場面で緊張をコントロールするためには、まず自分がどういう状況でどういった理由で緊張するのかを知っておく必要があります。よくある理由をまとめてみたので、この機会に確認しておきましょう。

  • 初めて営業をする、初めての場所に行く、初めての人に会う
  • 何を話せばいいのかわからない
  • 相手の反応が気になってしまう
  • 周囲の目が気になってしまう
  • 自分の能力が足りないと思い、焦ってしまう

初めての営業など初めて何かをする際、事前に勉強するなど入念に準備したとしても大抵の人は緊張するでしょう。しかし慣れてくれば以前ほど激しくは緊張しなくなってきます。やはり経験が大事ということです。

「また自分の能力が他人より劣っているのではないか」、「自分の求める理想に追いついていないのではないか」、そんな思いも緊張を生む原因の一つです。自分に自信が持てないという人は特に、自信の無さが「失敗するのではないか」という不安へとつながり、過度な緊張を引き起こしてしまう傾向にあります。そしてまだしてもいない失敗を恐れるあまり、本番当日以前から緊張してしまうなんて場合も。

もちろん、緊張する原因は人それぞれですので、適切な対策をとるためにもまずは自分が緊張する場面や理由を理解することは大切でしょう。次は営業で緊張した時の対処法について見ていきます。

緊張への対処法「事前準備編」〜「シミュレーション」「伝えることを絞る」「セルフトークの実施」の3つが効果的

まず、あらかじめ準備をしておくことで、営業での緊張を緩和させることができます。営業前に次のような準備をしておくと効果的でしょう。

①いろいろなケースを想定してシミュレーションする

シミュレーションをすると、自然とその解決法について考えることになります。「もしこんなことが起こったら、こう対応しよう」と考えるだけでも、当日の対応に心の余裕が生まれるため緊張による失敗を防ぐことへと繋がります。

②あらかじめ伝えたいことを絞っておく

伝えたいことを明確にしておかないと、あれも伝えたい、これも伝えたいと思うばかりに、話が広がりすぎて収集がつかなくなりがちです。話があちこちに飛んでわけほがわからなくなると焦って緊張へと繋がります。伝えることを事前に絞っておくことで、たとえ緊張していたとしても、冷静に相手と会話することが可能になるでしょう。

③営業前にセルフトークをする

事前にやるべきことをやったら、あとは流れに身を任せるのみ。「やるだけのことはやった!自分はできる!」と自分に語りかけましょう。これはセルフトークと呼ばれる行動で、不安や恐怖を軽減させる効果があります。

また、「何か想定外のハプニングがあるのではないか」なんて不安を持たれる方もいるかもしれませんが、全てを完璧に対応するのは困難でしょう。「やれるだけのことはやったから失敗したっていいんだ」という気持ちで臨むことも、自分へのプレッシャーをやらわげ、営業などの場面での緊張を軽減する効果的な方法です。

緊張への対処法「体へのアプローチ編」〜「緊張と脱力を繰り返す運動」や「深呼吸」が効果的

緊張は精神的な面だけではなく身体的な面にも作用し、呼吸が速くなる、手足が震えてしまうといった状況を引き起こします。営業などの場面における緊張を緩和させるためには、例えば次のように体に働きかけることも効果的です。

①力を思い切り込めその後にスッと力を抜く運動やストレッチを繰り返す

緊張状態では、自然と身体に力が入っているものです。そうした筋肉の力を抜くために、力をグッと入れた緊張状態から、脱力したリラックス状態へと移す運動やストレッチを繰り返すことで、頭が力が抜けたことを感じるようになって自然と緊張も緩和されます。

②深呼吸する

そしていざ営業場面の前に緊張した時は、深呼吸が効果的です。緊張すると鼓動が早くなり、呼吸が浅くなるため、緊張を抑えるために深呼吸はうってつけというわけです。何も考えず、目を閉じて大きく吸って大きく吐く。これを1分から2分くらい行いましょう。

緊張への対処法「心へのアプローチ編」〜「緊張を利用する意気込み」「根拠が無くても堂々と振る舞うこと」が効果的

続いて、緊張をコントロールするためには次のように心へのアプローチをとることも非常に有効です。

  • 緊張しているからうまくいくと考える
  • 根拠がなくても堂々とふるまう

緊張とは秘められたポテンシャルを十二分に発揮するための体の働きでもあります。ですから「失敗するかもしれない」「失敗したらどうしよう」というのではなく、「緊張しているということは、いつも以上の力が出せるはず!」と考え方へ反転させましょう!

まだ緊張をポジティブに考えることができなかったり、自信につながる根拠がまるでなかったりしても、自信たっぷりにふるまうことで自然と自信が湧いてくることへとつながります。このように、緊張を前向きに捉えて利用していく意識は非常に大切です。

まとめ

さて、今回はなぜ緊張するのかや緊張への対処法についてお伝えしてきました。ここまでの内容を振り返ってみると、

  • 緊張はもともと人間の能力を高めるため本能である
  • 自分がどんな場面でなぜ緊張するのかを知っておくことが大事
  • 事前準備としての緊張への対処法には、「シミュレーション」、「伝えることを絞る」、「セルフトークの実施」が効果的である
  • 体へのアプローチよる緊張への対処法には、「緊張と脱力を繰り返す運動」、「深呼吸」が効果的である
  • 心へのアプローチよる緊張への対処法には、「緊張を利用する意気込み」「根拠が無くても堂々と振る舞う」ことが効果的である
  • 緊張をポジティブにとらえ、自信を持って行動することで緊張を緩和させることができる

ということがわかりましたよね!

ここまで見てきたように、緊張はもともと悪いものではなく、むしろ人間の能力を遺憾なく発揮するための体の反応です。最初から完璧に営業をこなせる人なんてそうそういないですし、大事な営業の場面では誰だって緊張するもの。しかし、自分が緊張する場面やその原因をよく理解した上で事前準備をし、緊張をコントロールして味方にできれば普段以上の能力を発揮できます。

今回お伝えした方法を参考にしながら、今日から緊張を自分の味方としてどんどん活用していきましょう。

 

引用元

【営業】超フレンドリー。緊張せずにリラックスして人と喋るコツ【対人恐怖症】

この記事をかいた人

ユキト

中学から高校までは野球部で、大学2回生までは居酒屋でアルバイトしていました「ユキト」です。
そろそろ就活が気になり、「自分の武器を身につけたい!」と思っていたところで2回生の夏に株式会社YKT Innovationと出会いました。
YKT Innovationのすごい仲間と励ましあいながら、主に営業スキルや経営のことを学んでいます。
岡田社長のようにしっかりした男になることを目指しつつ、「自分の会社を持って社会を変える!」ことが将来の夢。

ユキトの最新記事

とりあえずLINE@を友だち追加してみる
タイトルとURLをコピーしました