現在大学生の間に起業をしたいと考えている方もいらっしゃいますよね。そういうときにどんな成功例があるのかな?と調べる方は多いはず。
大学生のうちにやってみたいことがあればどんどん挑戦していく、それが自分の成長や自分の将来達成したいこと、なりたい人物像に近づくための一番の方法です!大学生は時間があるので、万が一失敗したとしても挽回するチャンスがあります。そのチャレンジの一つの選択肢として、「起業」があるのです。
起業をするためには一度社会に出て、仕事を経験してからでないといけないといったようなルールはありません。実際に大学生のうちに起業して、今や誰もがその名前を知っているような一流企業に成長した!という成功例もあるのです。この記事を読めば、自分も起業して大成功したい!というそんな大きな夢をいだきたくなるに違いありません。
そこで今回は、大学生のうちに起業し、成功した人の成功例を紹介していきます!
インターネットの新しい時代を切り開いた「堀江貴文さん」
堀江貴文さんはホリエモンという呼び名で有名で、大学生の起業の成功例として紹介されることの多い、株式会社ライブドアの元代表者です。
堀江さんは、東京大学に在学していたときに起業し、インターネットがまだ広がっていない時代にホームページ制作会社を設立しました。これが「有限会社オン・ザ・エッヂ」で、後の株式会社ライブドアの前身となりました。この企業は、いち早く一流企業のサイト制作・運営を担当してIT系企業のパイオニア的存在として時代の先頭を走ったのち、日本でのインターネットの普及に大きな役割を果たしました。
この起業は、それほどインターネットが普及していない時代に、独自の考え方やプログラミングの技術を持っていたために、実現することができた学生起業です。とは言え成功の秘訣は堀江さんが東京大学にいて頭が良かったから、と考えられがちですが、それだけではありません。
堀江さんは「シンプルに、こだわらず、考えない経営」として常に基本に変えることを大切にしました。また、堀江さん著作の本「多動力」とあるように、「やりたいことがあったら、迷わずチャレンジしてみる」という姿勢を大事にしています。
僕は大学生活の中でやりたいことがなかったのですが、YKTに入ってからは営業でもやりたいことにどんどんチャレンジできるようになりました!
このような堀江さんの教訓は、もし大学生のあなたが起業したい!と考えたときに大いに役立ちますよね。この成功例は、多くの学びがあるのです。
・シンプルに、常に基本を忘れないようにする
・やりたいことがあったら、チャレンジする
熱意を持って人を動かした「孫正義さん」
次にご紹介するのは、「孫正義さん」です。孫さんは、日本人なら誰でも知っているソフトバンクグループの社長です。
日本の高校を中退した後に、孫さんはアメリカの大学へ留学しました。驚くべきことに、孫さんは大学生時代「絶対にアルバイトはしない」と決めていしました。それは学生の時から当時の彼女(現在の奥さん)と結婚することを考えていたことと、当時月20万もの仕送りを家族から受けていたため、それを断るためです。そのため寝ても覚めても徹底的に勉強して、発明をしてお金を稼ごうと、1日1つ新しい発明を考え続け、それを1年間継続しました。
そして、そのアイディアの中から多国語翻訳機の試作機を発明しました。このときに大学の研究者に片っ端から電話をかけ、工科大学のフォレスト・モーザー教授にそのアイディアを熱意を持って話すことで、なんと開発に協力してくれたのです。まだ大学生だった孫さんの熱意が人を動かした、という起業のいい成功例ですよね。
熱意って人を動かすんだな、って思います。実際に営業をやっているときに、「この商品はあなたにとってとても必要なんです!」と説明することは本当に重要なんです。
発明された多国語翻訳機の試作機は、孫さん自身がシャープの専務に直談判を行い、シャープが1億円で買い取りました。この発明はのちに商品化され、現在の電子手帳の原型となっています。ここでも、堀江さんと同じく飛び抜けた行動力が感じられます!
・熱意を持てば人を動かすことができる
・とにかく勉強して、継続する
身近なきっかけから起業できた「マーク・ザッカーバーグさん」
マーク・ザッカーバーグさんは皆さんもご存知の通り、Facebookの前身となるサイトを大学生時代に作り、起業しています。
実はマークさんは12歳のときに、自分でシステムを作ることができました。最初に作ったソフトは歯医者だった父親に対して、歯医者に来たお客さんが名前を入れると、それを診察室にいる父親に教えてくれるシステムです。また、18歳の時には聞いたユーザーの音楽の好みをコンピュータが学習して、新しい曲をおすすめするソフトを開発しています。
そんな中で、ハーバード大学生時代に「女子学生と知り合いたい!」というきっかけから「フェイスマッシュ」というゲームを作りました。これは大学内でも大人気となりましたが、その後大学の事務局から注意されることとなります。とはいえ、そのアイディアを元に父親からの「人と人とのつながりは大切だ」という言葉をヒントに出来たのが、Facebookなのです。
きっかけは日常に落ちているかもしれないなぁ。
IT系の起業は、メーカーなどとは違い、工場が必要でないため、大学生でも自分自身の技術やアイディアを形にすれば、比較的少ない資金でも起業できるという利点があります。また、独自の発想や考え方、それを実現する能力を持っていれば起業しやすい分野と言えます!
・アイディアは身近に落ちている
・お金がなくても、分野を選べば起業することができる
さて、大学生で起業した成功例をご紹介しました。ご覧いただいたように、大学生時代に起業を成功した人は誰もが知る有名人になっていますが、もちろんこういった別格の有名人だけではありません。多くの人が知らないだけで、大学生時代に起業し、成功を収めた人はたくさんいます。
自分にとっての成功をどこまで行けば成功と捉えるのかは人次第で、その起業が成功するかどうかもその人次第です。しかし、挑戦する権利は誰にでもあり、それを支えてくれる人もたくさんいます。成功例として紹介した方々は、その時代の先駆けとなるようなサービスを作っています。
大学生のうちに起業をしたい、自分がその成功例になりたいという方は、ぜひ今すぐにでもできることを探して挑戦してましょう!