学生の営業代行に興味があっても、どんな職種があるのか・何をするのかなど、ある程度でも具体的にわからないと、やりたいと思っても躊躇してしまいますよね。
まず学生の営業代行でよくある仕事内容をご説明する前に、「営業代行」そのものが何かご説明すると、これは新規開拓や販路拡大したい企業が活用する営業支援サービスのことを表します。これだけ聞くと「経験もない学生の自分がそんな営業代行なんて仕事は無理・・・」となるかもしれません。
しかし実際は学生でもできる営業代行の仕事内容も多く、営業代行を提供する会社も学生にそういった営業代行を多く依頼しています。中には月に30万円以上稼ぐ学生もいるのだとか・・・。
そこで今回は、そんな学生の営業代行でどんなことをするのか代表的なものを5つお伝えします。
マニュアル化されているから安心!「テレアポ」
例えばある日知らないところから電話がかかってきた・・・というときに、営業の電話だったことはありますよね。実は学生が行う営業代行だけでなく、営業代行を活用する企業からの依頼でもっとも多いのが、このような見込み客を獲得するテレアポでのアプローチの代行です。
具体的には、ある程度ターゲット層を絞り込んでテレアポリストを作成する業務や、そこからリストにある人たちに電話をかけて依頼のあった会社の商品やサービスを説明し売り込んでいくという内容です。昔からテレアポでのアプローチは、全国の幅広い地域での商品やサービスの売り込みが必要な場合や、限られた地域であっても量が多いケースで活用されます。
若々しさで勝負できる!「飛び込み営業」
見込み客を獲得するアプローチの一つでよく使われる方法に飛び込み営業がありますが、その営業代行もあります。
これは個人宅や店舗など見込み客の対象エリアが狭く、対面で売り込むほうが効果的なケースでよく活用され、直接顧客を訪問するダイレクトセールス手法でゼロから新規開拓を行い、見込み顧客の開拓を行います。
お客さんの立場からすると、純粋にインターネット通信料が安くなるというメリットが大きく、新規顧客を獲得しやすい仕事内容です。となると、若くて人に気に入られやすいも学生が行いやすい営業代行の1つに違いありません。
SNSでの知識を活かせる!「ウェブプロモーション」
営業代行で最近注目を集めているのが、テレアポや飛び込みでの対面営業ではなくウェブサイトやネット広告など使ったウェブプロモーションによる集客代行です。
テレアポや飛び込みでの対面営業では人との直接会話や対面が当然必要になりますが、ウェブ集客であれば、見込み客へのアプローチから新規顧客獲得までをネット上だけですべて完結できます。
ブログやSNSをもっている学生が多い時代、営業代行でも自分がすでにもっているソースを活用してできる仕事内容になります。
ひたすら体力勝負だけど楽!「FAXによるDMやポスティング」
昔から有名な集客方法にFAXによるDMやポスティングによるアプローチがありますが、それらの代行も学生に依頼される営業代行の内容にあります。
誰かと話をする飛び込み営業や、ウェブサイトの知識が必要なウェブプロモーションと違い、FAXDMやポスティングは指定された場所にファックス、ポストに投函するだけ。一日外回りして疲れるかも・・・と感じるかもしれませんが、ひたすら単純作業なので学生が営業代行の仕事としてやりやすいですよね。
情報収集力が勝負!「市場調査やテストマーケティング」
本格的に会社の商品やサービスのプロモーションを開始する前に、市場調査やテストマーケティングを検証実験で行い際に、営業代行が活用されることもあります。
依頼のあった会社の商品・サービスの具体的な内容やメリット、市場での競合相手の情報など営業代行を行うのに必要なサービス内容を元にして作成されるトークスクリプト(台本)を使用して、数多くの見込顧客にアプローチして情報収集を行います。
ということで、学生の営業代行でよくある仕事内容についてお伝えしてきました。
まずは「テレアポでのアプローチを代行」。ある程度のターゲット層を絞り込み、テレアポリストを作成したり、電話をかけて商品やサービスを売り込むことです。
次に「飛び込み営業を代行」もあります。これは個人宅や店舗など見込み客を直接訪問して商品やサービスを売り込んでいきます。
さらに「ウェブプロモーションを代行」することもあります。これは、ウェブサイトやネット広告など使って見込み客を集めて新規顧客を獲得する方法です。
また、「FAXDMやポスティングを代行」もあります。指定された場所にファックスやポストに投函して見込み客にアプローチするので、学生でもやりやすいですよね。
そして、「市場調査やテストマーケティングを代行」もあります。用意されたトークスクリプトを元にして、数多くの見込顧客にアプローチして情報収集を行う方法です。
どういった営業代行をやってみたいかは自分の性格や長所に合ったものから選んでいっても大丈夫。マニュアルで決まったやり方に沿った仕事も多いので、あえて自分に合っているかわからない新分野にチャレンジして自己開発をしてみましょう。
「自分は話すのが苦手だから、テレアポや飛び込み営業は向いていない」と思っていた大学生が、飛び込み営業をやってみたら驚くほど言葉がスラスラでてきたり、うまく話すことができるかもしれません。お客さんの話を聞くことがうまかったことがわかった、など今まで知らなかった新しい自分の才能を発見できた、というケースも多くあります。
人の可能性は自分が思っている以上に幅広いので、自分に合っていると思う分野だけでなく、合っていないと思う分野にもチャレンジしてみて、就職活動をする前に隠れた自分の才能が発掘してみましょう。そしたら、就職活動の際も大きく幅が広がり、自分が本当にやりたい職に出会える可能性が広がりますよね。
学生の営業代行は、実社会の仕事がどのようなものかを実体験し、社会人になるためのトレーニングとしても非常に有益ですので、ぜひトライしてみましょう。